千葉県-君津
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11月2013

☆名前はスマートですが☆

最近、公園とかで休憩中の人達を見ると

ほぼ100%の人が必ずスマートフォンとにらめっこしてますね。

他にやることないんでしょうか・・・

名前こそスマートフォンですが、

使っている人達はあまりスマートに見えないと感じるのは私だけでしょうか・・・

YAMA’S店主はいまだにガラ携

電話の機能だけで十分です

(ホントはスマフォが欲しい・・・)

で、スマートはスマートでも

こちらは車検でおあずかりした車の『スマート君』

スタイルは確かにスマート

スマート

でも、整備性が全然スマートじゃないんです

このエンジンルーム、手が入りません・・・

エンジンルーム

とりあえず1本だけプラグを点検したら要交換

さて残りの2本を・・・と作業し出したのですが、

スッゲー奥の方にあるわ、手は入らないわで大騒ぎ

挙句の果てにプラグは3本じゃなくて6本使ってましたよ

上から下から覗き込んでても先に進まないので

さあ大変

マフラーを外したら何とか手が入りましたよ

プラグ交換でマフラー外し!

取り外したプラグはこんな感じでした。

一時は見なかった事にしようかと思いましたが

仕事の神様が上から見てたので、やむなく決行

新旧プラグ

結果、遠回りしても、とても良い仕事が出来ました

完了

で、ところ変わってここは某高速道路

トラックのパンク修理です。

片側1車線しかないのでかなり危険です

パンク修理

左側のダブルタイヤが2本ともバースト

しかも、スペアタイヤもパンクしてて使えない状態

現場に行く前にあれこれ考えて、

とりあえず右側のタイヤ1本を左側に取り付けて

左右シングルタイヤで家路につきましょうと提案

てゆうか、それ以外に方法はないはず

で、ここで問題発生

備え付けの車載工具が無いんです

工具をどこかで借りようと、一旦高速道路を降りて車屋さんを探し回りました

もう暗くなり閉店時間をすぎてる中、親切な車屋さんにめぐり合えました

鋸南自動車さん、本当にありがとうございました

レンチ

で、またまた高速に乗って・・・

高速入り口

『この先故障車注意』の電光掲示板がむなしく光っています

故障車注意

やっと外したタイヤはボロボロです。

怪我が無くて本当に良かったです

2本もバースト!

で、ご覧の通り、左右シングルタイヤにしてようやく家路に着く事が出来ました。

シングルタイヤ(右)

シングルタイヤ(左)

後日、新品のタイヤに交換しました。

バーストの原因はタイヤの経年劣化です。

かなり年数の経ったタイヤでした。

溝が残っていても、年数や使用頻度を考慮して、

定期的な交換が大事ですね

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆おまけ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

なんとYAMA’S店主、出来心で俳優デビューしてしまいました

チンピラ役

詳細はまだちょっと教えられませんが

とても有名な方々を前に緊張の連続でしたよ。

ヤクザ映画

という訳で、ヤクザの役に挑戦

 台詞は無いけどね・・・

☆ATF(オートマオイル)交換☆

ここ木更津は寒冷地ではないのですが

朝出勤してみてビックリ

11月も初旬だというのに氷が張っていました

ひょうたん池

寒いと車の修理も二の足踏んじゃって

重い腰が上がらないのですが

そんな事言ってられず、日々修理に追われております

こちらはミッション(AT)が不調の軽トラ

ミニキャブ

ATFとフィルター交換実施

バルブボディも外して各部チェックしましょう

バルブボディ

こんな複雑な仕組み

考えた人は天才だね

複雑な仕組み 

ATF交換の際、忘れてはいけないのがオイルクーラーの洗浄です。

オイルラインのホースを外して、洗浄剤を噴射するのですが

オイルホース

このホースが硬くてなかなか抜けません

そんな時は超強力なドライヤーで暖めると嘘のように外れます

ホットガン

で、洗浄剤を噴射 

オイルクーラークリーン 

ATF交換後、あきらかに調子が良くなったのがわかりました。

今回は現在までのオイル交換状況が不明でしたので、

あえてオイルパンを外して、更にはバルブボディのチェックまで

実施させていただきました。

同じくこちらもATF交換でご入庫

フランス生まれのルノーカングーです。

カングー

この車のオイル交換方法は、国産車とはだいぶ違います

暖気運転して、ATFの温度を60度にして・・・

はい、温度計は付いていません

ですので専用テスターを接続しないと温度はわかりません(写真撮り忘れ)

まあオイル抜くのはどの車もほぼ一緒ですな。

ATF抜き取り

で、適量注入して、例によって絶好調です

こちらはプラグが飛び出してしまったハイゼット

ハイゼット

プラグが飛び出すなんてあまり聞きませんね

フェラーリなんかでは時々あるらしいですが・・・

ともかく、そういう現実と向き合い現状を回復しなければなりません

ねじ山を壊してしまっているので、ねじ山の修理です

世の中には良い道具がたくさんありますな。

こんなアイテムを使って修理です。

リコイル

壊れたねじ山をワンサイズを大きなねじ山であけ直し

プラグホール

そこにこんなスプリング状の物をはめ込んでねじ山修理完了です。

こいつをはめる

この通り

先端にはめ込みようの突起がありますが、これは折ってしまいます!

リコイル挿入

当然、燃焼室から取り出しますけど・・・

磁石で

マグネット

で、修理後は例によって絶好調です

他の2本も点検しときました、とりあえず大丈夫でしょう

プラグ取り付け完了

こちらはもうすぐ20万キロ走破してしまうミニカです。

ミニカ

オイル交換の納車間際に、

『そう言えばなんだかブレーキが効きっぱなし?左側のホイールが熱くなっているみたい・・・』

との事で即点検!

良かったです、納車してなくて

はい、ブレーキが効きっぱなしです

代車があいていて良かったです、即入院となり

ブレーキを分解

ブレーキキャリパー

ご覧のように錆が発生して

ピストンの動きが悪くなっています

車検時にブレーキフルードは必ず交換しているのですが・・・

牧場を仕事場としているお客様なので

泥水等がかかったのが原因ではないかと思います

ピストン

こいつを綺麗に磨いてやり、ゴムのシールを交換してやります。

結構大変だよ

綺麗になりました

右側はとても綺麗でしたが

同様にオーバーホールです

右側は綺麗

20万キロ近くなので、

ついでにタイミングベルトも交換です

タイミングベルト交換中

これだけ距離を走るとリフレッシュしたい箇所が多々出てきます。

点検の結果このタイロッドエンドなる部品もガタがでてたので交換です、

タイロッドエンド

これからも30万キロ目指して頑張ってもらいましょう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆だいぶ遠回りした難解?修理!☆

いやいや、参りました・・・

販売車両の不具合で、原因発見まで1週間かかりました!

こちらの軽トラ

ホンダアクティ

ちょっとしたエンジン不調っだたので、簡単に治るだろうと

登録諸々を先に済まして、

ちょいちょいと修理してやろうと思っていたら大間違い

症状は冷間時の吹け上がり不調

おそらく水温センサーあたりだろうと簡単に考えていたのですが

これが迷宮入りの序曲

コンピューターには何の故障コードも出ていません。

しかしながら、考えられる部品は全て点検!

水温センサー、バキュームセンサー、スロットルポジションセンサー

O2センサー、カム角センサー、プラグ、コイル・・・

スロットルボディの清掃・・・

気になったのはこの車種に良くあるヘッドガスケットのトラブル

冷却水に圧力をかけてみると、

本来維持するはずの圧力が下がっていきます

ラジエターリークテスター

これが原因かな?・・・と

思いついたら即実行

ヘッドを分解してサクッとガスケット交換

最近の整備士さんは、あんまりやりたがらない作業らしいですが

YAMA’S店主はあえて面倒な作業に立ち向かいます。

このようにシリンダーヘッドを外さないと始まりません。

シリンダーヘッド

こちらは頑丈な「線引き」ではなく

線引きじゃないよ

『ストレートエッジ』といって

測定面が真っ直ぐか測定する道具です。

このように使います。

ストレートエッジ

で、この3つ穴の開いた板みたいのがヘッドガスケットです。

こいつの不良で、冷却水が洩れたりします。

ヘッドガスケット

ホンダのこの車種ではトラブルが多いらしく

保障期間の延長などの対策がとられています。

で、交換後・・・

症状はまったく変わりませんでした

まあ、水回りの調子が良くなったので、これはこれで良しとしましょう・・・

などと言っている場合じゃなく!

とうとう迷宮入り

基本に戻って、整備解説書どおりに故障診断を進めていきましょう

整備解説書

 ところが、整備要領どおりに診断を進めていくと

たどり着く診断結果は

これ

なにこれ!

『新品ECU(エンジンコンピューター)で再点検する』だあ?

おまえコンピューターいくらすると思ってんだよ!

って文句を言っても始まらないので

コンピューターを買いました・・・

って訳ねえだろ

ここでもう少し冷静に他の原因を探求

だいたい、エンジンが温まると調子が良いなんて・・・

電気的なトラブル以外に考えられるのは・・・

例えばインジェクター(燃料噴射する奴)の詰まりとか・・・

で、在庫車で同系車種がちょうどあったのでインジェクターを取り替えてみました。

この長細い四角いのがインジェクターのパイプ

ガソリンが送られてきます。

インジェクター

交換後・・・

治ったよ!と思ったのもつかの間

再度、最初の症状に逆戻り

ここで、感の良い方なら故障の原因がわかるはずです。

私にはわかりました(結局1週間もかかったので威張れない・・・)

原因は・・・

犯人は・・・

そうです

ガソリンが腐っていたのです

こいつが犯人

明らかに腐った臭いがします

色も違います

車を斜めにして、徹底的にガソリンを抜きます。

ガソリン抜いてます

以上が今回の修理内容でした

はい、かなり勉強になりました・・・

これだけ時間かけて少し恥ずかしいです。

でも公開しちゃいます。

これで少し、修理の腕が上がったような気がしました

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆おまけ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

ガソリンが腐っていた理由ですが

そんなことどうでも良い、良い