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☆やっぱりアナログな修理が基本☆

世の中は大デジタル時代!

最近の車はのコンピューターで診断しないと、なんにもできませ~ん。

で、こちらはエンストしてしまうベンツの故障診断です。

表示内容の部品が故障の犯人です。

こんな部品です。

 交換して終了・・・

作業自体はとても手の入らない場所での交換だったので大変だったのですが、

なんか物足りないです・・・

お次は、またまたエンストしてしまうフィット。

なんだか関係ない故障コードがたくさん出てきたよ・・・

エンストの原因らしきコードが出ていないので、ここからはアナログな修理です。

基本は、良い火花、良い圧縮、良い混合気。

まずは火花から見ましょうか。

この車プラグ8本も使ってるんですよ!

アメ車のV8エンジンじゃあるまいし・・・

まあ、地道に点検しましょ。

ようやく外しました。

外したイグニッションコイルのの1本に火花がリークした痕跡を発見!

一度きれいにしてからもう一度取り付けて試運転しましょ。

結果は・・・

やはりこいつが犯人でした!

交換後は超絶好調です。

やっぱ修理はアナログに限るね。

お次は車検でお預かりのワーゲンポロ。

走行距離50000キロなので、タイミングベルト、ウォーターポンプ等の交換を実施しました。

タイミングベルト周りを分解中にポタポタとなにか垂れてきました。

ウォーターポンプが既にガタガタ!

冷却水が漏れてます。

壊れる前に交換できて良かったです!

お次は2トンダンプのクラッチ交換。

この手の修理に至っては、コンピューターの出る幕はありません。

ミッション重たいよ!クラッチも重たいよ!

腰が悲鳴をあげてます・・・

お次は車検でお預かりのエブリー。

いざ車検場へ、という時にシートベルト警告灯が点かないのに気付いてあわてて点検!

こいつが点かないと検査に通りません。

球切れかと思いメーターを外すと・・・

通常ここにたくさんあるはずのランプ達が見当たりません・・・

なんと、警告灯の類は全て『LED』!

こんなとこにまでデジタルの波が押し寄せてましたね。

しかしながら、警告灯の点かない原因を探すにはアナログでいかないとね!

こんな時は修理屋の感が頼りです。怪しいところは・・・

このバックルがスイッチになっています。

さらにその先には配線があるはず、そこを点検しましょ。

ありゃりゃ、コネクターから先がありません!

これじゃあ点くわけ無いね。

で、このコネクターの相手を探すこと1分、

ありました!エンジンの上に落ちてましたよ!

誰の仕業でしょう・・・

これが正常な状態です。

やっと警告灯が点きました。

車検も無事合格!

アナログな修理ができないとデジタルな修理もできないよ。

基本が大事!

 


☆ジムニー☆エンジン修理☆

 

おあずかりしてから、しばらく放置してしまったエンジン不調のジムニーです。

オーナー様、お待たせしててすみません、本日でようやく原因がわかるはずです!?

 

3番シリンダーの圧縮がゼロなので、

おおよその検討はついているのですが、とりあえずばらしましょう。

このエンジン、FRの癖にかなり面倒です、

ヘッドをおろすのにオイルパンまで外さないといけません。

まだまだ折り返し地点までは遠いです・・・

この車はタイミングベルトではなくタイミングチェーンです。

タイミングベルトとちがって切れないのですが、

オイル管理が悪いとチェーンが伸びたり、

テンショナーの不具合などで異音が発生したり・・・やはりオイルは大事です。

 インマニを外したり、タービンを外したりして、

ようやくシリンダーヘッドが外れました。

これは、シリンダーヘッドを外したエンジン本体。

冷却水の管理も、エンジンオイルの管理も良さそうです。

さあ、それでは原因を覗いて見ましょう!

WAKUWAKU・・・

3番のエキゾーストバルブが例によってこんな状態でした。

前回のヴィヴィオも同じような症例でした↓

http://www.yamaguchi-automobile.com/yamas_blog/?p=1387

これでようやく、金額の見積りが出ます。

オーナー様、もうしばらくお時間を下さい。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ようやくここ最近の激務の波が引いてきたので、

たまってしまった産業廃棄物(ただの鉄くずだよ)を捨てに、

なじみの解体屋さんに行ってきました。

以前から目をつけていたエンジンがあったので買ってきちゃいました。

一般の方には鉄くずでも、おいらにとっては宝物!?になるかも・・・

かのRE雨宮さんも、解体屋から拾ってきたエンジンでレースに出てたらしいよ!

見る人が見れば解る、13B ロータリーエンジン!

とりあえずエンジン単体でエンジンスタンドに乗せたいので、

補機類を取り外しです。

軽トラの荷台が解体屋さん状態!オイルとか水とかで掃除が大変です。

 で、さっさと外してスタンドに乗せると、

いかにロータリーエンジンがコンパクトか解ります。

また空いた時間に分解するのが楽しみです。

WAKUWAKU・・・

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

先日、新しい故障診断機を導入しました。

まだあまり活躍してませんが、ベンツのエアコン不具合で試してみました。

おそらくコンプレッサーかな・・・という感じでスキャンすると・・・

コンプレッサーのマグネットクラッチの不具合が出ました。

最近の外車にはこの手の機器がないともう太刀打ちできません。

純正品を各メーカーごとに揃えていたら何千万の出費になるかも!

そんな中この診断機、かなり使えそうです!

 


3回目のタイミングベルト交換

ここのところタイミングベルト交換作業が続いておりますが、

今回のタイトル『3回目』は『3台目』ではありません。

新車から通算して『3回目』のタイミングベルト交換をご依頼いただきました。

とても整備の行き届いた日産の名車スカイラインです。

かれこれ20年近く経ちますが、国産のFRとしてはかなり完成度の高い車ですね。

整備履歴を見るとディーラーさんの記録簿が多数、

車を見てもしっかりした整備が施されているのがよくわかります。

しかしながらディーラーさんの整備に負けるようなYAMA’Sメカニックではありません!

ここは本領を発揮しなければ!

と、思いきや、

順調に進んでいましたが、難関にぶつかりました!

タイミングスプロケットが外れません・・・

勢いよく錆ついているため一筋縄ではいきません、交換前提での作業でした。

このプーラーを入れる隙間を作るのにかなりの労力と時間を費やしました。

 

ようやく外れました!

錆がわかりますか?

ほっとしたので、後の画像を撮り忘れ!まだまだ修行が足りませんな・・・

もちろん例によって絶好調になりましたよ。

4回目、5回目のタイミングベルト交換まで大事に乗ってくださいね。

で、またまたタイミングベルト交換が続きます。

こちらはお洒落なゴルフ4。

 とても作業スペースが狭いので色々と工夫が必要です。

まだまだベルトが見えただけ、まだ坂を登っている途中・・・

 ここらへんでようやく坂のてっぺんかな。

ウォーターポンプを外したところ・・・

 取り外したウォーターポンプは純正品でしたがインペラー(羽)が樹脂製。

ヒビが入り割れています。

16万キロ交換不要らしいですが、オーナー様のご提案で8万キロでの交換、大正解です!

(本来なら私が提案しなければならないのですが・・・)

今回チョイスしたのは社外品(ヨーロッパ優良メーカー)ですが、

インペラーは金属製、耐久性高そうです。

さあ、あとは下り坂、すいすい足が(腕がですが)動きます。

しかしながら、ここで気を抜くのが一番いけません!最後まで慎重に作業!

交換後はやっぱり絶好調!

さて所変わって、ここはとある秘密の山小屋。

 

ここにあるランボルギーニの修理に来ました! 

とりあえずエンジンはかかったのですが、まだまだ整備が必要、また後日うかがいます。

スーパーカーはあんまり乗らないから故障が多いね!

しかしいい所ですね。

これはピザ窯らしいよ。

 ここには山道を抜けてくるので軽トラじゃないと来れないよ。