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ダンプのクラッチ、セルシオATF漏れ

先週末は台風が来るのでどこにも行かず整備に没頭してました。

2トンダンプはクラッチ交換で入庫です。

荷台が上がるので整備性は最高に良いです。

まずはミッションを下ろしましょう。

ここまで約1時間半、簡単ではありません。

花びらみたいな奴がクラッチカバー(プレッシャープレート)です。

こいつでその奥にあるクラッチディスクを押しつけてタイヤを駆動してくれるんですね。

またまたその奥にあるフライホイールを外して・・・

よく油漏れするクランクシャフトのオイルシールも交換してあげましょう。

新旧部品

こちらが下ろしたミッション。

真ん中のレーザービーム出しそうなのがレリーズベアリング、クラッチを踏むと動くのがこいつです。

こいつでクラッチカバーを押してやると、クラッチディスクが空回りしてギアが入りやすくなります。

あとはミッションをまた組み付けて完了です。実質5時間かな。

ところ変わってこちらはセルシオのオイル漏れ。

どうやらオイルパンからからATFが漏れているようなのでオイルパン取り外しです。

走行距離13万キロなので、このままふさいで新しいATFを入れたのでは、

オイル漏れは止まってもミッションに不具合が起きそうですね、対策は後ほど・・・

10年前?はとっても高級な車でした。いえいえ、今でもとっても高級です。

乗ったらわかります。こんなに静かな車、世界レベルだと思います。

BENZ、BMWの比じゃありません。

これは鉄粉をきれい洗浄したオイルパンに新しいガスケットを塗ったところです。

よく日曜大工で家周りのコーキングをやりましたが、とっても下手くそでした。こちらも一緒!

オイルパンに張り付いている四角い物体は磁石です。

鉄粉を循環させない為の純正部品ですがはっきりいって気休めですね。

大事なのはここからです。

新しいオイルを入れると清浄効果があるので、付着している鉄粉やら汚れやらをはがしてしまいます。

それらがこのストレーナーのメッシュに目詰まりするとアウト!

新しいストレーナーを取り付けて・・・

とりあえず蓋をしましょう。

ガスケットが完全に固まれば、オイル漏れの修理はここまでですが・・・

ここが汚れのデパート、オイルクーラーです。(ラジエター内部にあります)

秘密兵器で洗浄して・・・

パイピングの間にアフターパーツの磁石付きフィルターを取り付け(画像撮り忘れました)

デパートから出てきた汚れ、解りづらいですが真っ黒です!

新しいATFを注入して完了です。きれいなピンク色。

このZは台風だというのに洗車してWAXがけ!

カッパ着て洗車したのは初めてです。

どうやらドラマのロケで使うらしい。

ロケは無事終わりました、また後日撮影につかうそうです。